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日本のクラシックギター界は人材の宝庫

-for beautiful landscape with music-

  BRAVO Café ブログ#11

2021年4月25日

一昨日からメルカリ「ギターオーディション」の話題がつづいていますが、本日も審査結果報告の第3弾です。

BRAVO Caféオリジナル番組「映像作家 大墻敦 ドキュメンタリストの仕事」で、福田進一さんと若手ギタリスト秋田勇魚(あきたいさな)さんのマスタークラス映像を配信する予定になっているのですが、今回のメルカリ主催「ギターオーディション」で、秋田さんは栄えある準グランプリを獲得しました。

大墻さんによるマスタークラスの撮影は2017年、今から4年前のことで、秋田さんがパリに留学する直前の時期でした。撮影の舞台となった松本記念音楽迎賓館に、秋田さんは爽やかな風のように現れ、あたりの空気をパッと明るくして自分の仕事を終えると、これまた風のように颯爽と帰っていきました。

メルカリ「ギターオーディション」の審査を終えて、福田進一さんは秋田さんのことを、『大胆なアピールで個性が冴える』と評しています。また、受賞後に秋田さんは自身のSNSで次のように語っています。『本選会を経て準グランプリを頂きました。クラシックギターの魅力がより身近に広がっていくきっかけになったと思います。豪華な審査員方の下、意欲的なイベントの第1回に参加できて光栄でした』。

福田進一さんや荘村清志さんといった先達が牽引してきた日本のクラシックギター界、村治香織さん、鈴木大介さん、大萩康司さんなどの世代につづき、どんどん有望な新人が現れてきます。BRAVO Café では、これからも若いギタリストたちを応援していきたいと思います。

(BRAVO Café 店長)