本日5月3日、いよいよ「加野景子 New York VIOLIN LABO」の第2回が配信開始となります。コロナ禍のニューヨークでBRAVO Café のために撮影した加野さんの近況ビデオからスタート、メインプログラムは、加野さんがゲストコンサートマスターを務めるペガサスオーケストラとの演奏で、ヴィヴァルディとピアソラの《四季》から、「春」をお届けします。
時代や音楽ジャンルが異なる2人の作曲家による《四季》を取り上げたことについて、加野さんは次のように語っています。「これは、『Eight Seasons―8つの四季―』と題したコンサートで、前半に“北半球”の四季であるヴィヴァルディ、後半に“南半球”の四季を表現したピアソラを同時に演奏したものです。ピアソラの《四季》は、ロシアの現代作曲家、ディシャトニコフ氏のアレンジによるもので、曲の中の所々に、誰もが知っているヴィヴァルディの「春」のメロディが顔を出すというとても洗練された作品に仕上がっています。
ヴィヴァルディを聴いた後にピアソラを聴くことで、双方の作品の魅力が倍増する、われながらお気に入りの企画です。多くのリクエストがあり、2022年に再演が決まっています」。北半球と南半球の四季、世界を駆ける加野さんらしい発想ですね。ディシャトニコフ氏の編曲も興味津々です。
ぜひ、本日から配信される「加野景子 New York VIOLIN LABO #2」をお楽しみください。明日のコラムでは、『Eight Seasons―8つの四季―』を企画した加野さんの思い入れなどをご紹介していく予定です。
(BRAVO Café 店長)