昨日公開された「映像作家 大墻敦 ドキュメンタリストの仕事」#2「ギター職人 櫻井正毅」、映像本編で櫻井ギターを弾いているのは、人気若手ギタリストの松尾俊介さんです。
パリ国立高等音楽院ギター科を、審査員満場一致の首席で卒業という輝かしいスタートを切り、そのあとは、ソリストやアンサンブルの一員として、リサイタル、コンサートやレコーディングなど、幅広いレパートリーで人気を博しています。
「ザ・ギターレッスン」でもお馴染みの福田進一さんにも師事した俊英です。ぜひ「ギター職人 櫻井正毅」の中で、松尾俊介さんの演奏シーンをご覧いただければと思います。
(BRAVO Café 店長)
松尾俊介プロフィール(ミリオンコンサート協会 提供)
パリ国立高等音楽院ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。2005年、古楽と現代音楽に焦点を当てたファースト・アルバム 「ヴァリエ1」をリリースし、トッパンホールでデビュー・リサイタルを開催。
その後はHAKUJUギターフェスタ、ベオグラード国際ギターアート・フェスティバル(セルビア)、サラエボの冬(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ギター上海2014(中国)などの音楽祭に招かれるほか、東京オペラシティB→C、東京春音楽祭「東博でバッハ」シリーズに出演。
これまでに東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団等のオーケストラと共演し、ソリスト、室内楽奏者として、邦楽との共演や新作の初演など多彩な演奏活動を展開している。
2016年に開催された武満徹没後20周年を記念したリサイタル「武満徹へのオマージュ」がNHK-FM「現代の音楽」で放送されたほか、バッハ作品をはじめ多数の編曲を手掛け、2019年には史上初のギター伴奏によるシューベルト「白鳥の歌」全曲演奏が高い評価を得る。一般財団法人地域創造公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト。
ギターを渡部延男、福田進一、アルベルト・ポンセ、キャレル・アルムス、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、古楽をエリック・ベロック氏に、室内楽をラスロ・ハダディ、上田晴子の各氏に師事。CDは2008年マヌエル・ポンセ作品集「Varie4/Ponce Guitar Works」、2013年には自身がすべての編曲を手がけたバッハのリュート作品を中心とした「ギターが奏でるバッハの世界」、2015年「トリアエラ~ローラン・ディアンス作品集」、2016年「エキノクス~武満徹へのオマージュ」をリリース、いずれもレコード芸術誌特選盤に選ばれる。
(資料提供:ミリオンコンサート協会)
ⒸTakayuki Shimizu