1122
- Kapustin works for piano 4 hands -
カプースチンと出会って、カプースチンに夢中になったpiaNAとしてのこの10年。生前のカプースチン本人と実際に対話しながら出来上がっていったこれらの作品を、その記憶と思い出が薄れないよう、このCDに閉じ込めました。
Artists
(五十音順)
Atsuko Sahara
- ヴァイオリン -
東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。同大学院修士課程ヴァイオリン専攻修了。文化庁芸術家在外研修員として2年間留学、ウィーン国立音楽大学大学院室内楽科修了。
ウラルスク国際ヴァイオリンコンクールに優勝し、日本各地をはじめ、イギリス、アメリカ、インド、カザフスタンなどでリサイタルや音楽祭に出演、国際的な活動を開始する。
イギリスのQuartzより「Atsuko Sahara Works for Violin & Piano」、Toccata Classics より[Julius Julius Röntgen:Chamber Music Vol.1]をリリース。知られざるオランダの作曲家ユリウス・レントヘン(Julius Röntgen1855-1932)の楽曲の日本初演を行っている。
学生時代より現代曲にも積極的に取り組んでおり、ルツェルンフェスティバルアカデミーに3度参加、故ピエール・ブーレーズ氏の元学ぶ。これまでに霜佐紀子、澤和樹、和波たかよし、ヨハネス・マイスル各氏に師事。東京藝大大学院非常勤講師を経て、現在、藝大フィルハーモニア管弦楽団第1ヴァイオリン奏者、アンサンブルofトウキョウメンバー
ピアーナ
- ピアノデュオ -
クラシックピアニストとして独自の歩みを進み続ける二人、佐久間あすか、西本夏生による女性ピアノデュオユニット。互いに違うスタイルを持ちつつもその刺激を共有し、まるで1人で弾いているかのようにシンクロするその演奏は、ピアノを2人で弾くということの本当の面白さを聴くものにも体感させる。
2010年結成直後より日本国内のみならずヨーロッパにおいても様々なシーンで演奏を行い、各地で好評を博している。
2012年にはロシアの作曲家ニコライ・カプースチンの四手作品のみに焦点を当てたアルバム「piaNA plays Kapustin」をフランスArtist Label社よりリリース。同年、カプースチンよりpiaNAに「three for two op.145」「capriccio op.146」のピアノデュオ曲2曲が献呈されている。カプースチンが曲を献呈した、世界で唯一のピアノデュオである。2011年グリーグ国際ピアノコンクール連弾部門ファイナリスト。
Videos
カプースチン: Paraphrase on Dizzy Gillespie’s “MANTECA” Op.129
『1122』リリース
『プーランク ヴァイオリン ・ソナタ』リリース