並外れた技巧と豊かな音楽性、自由で斬新な発想力で多くの音楽ファンを魅了してきたセルジョ・バイエッタ。まさしく『鍵盤の魔術師』と呼びたくなるピアニストです。ショパンとインディ・ジョーンズの融合など、一見トリッキーに見える試みも、クラシック音楽の本質に深く根ざしたセルジョの見識とテクニックがあるからこその聴き応え。この番組では、セルジョの素晴らしい演奏の数々をシリーズでご紹介していきます。どうぞお楽しみください。
出演 :セルジョ・バイエッタメッセージ
カナリア諸島のひとつ、風光明媚なテネリフェ島でバカンスを楽しむセルジョからBravo Café のお客さまに向けたメッセージが届きました!
プログラム
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#02 エリーゼの逆襲
ETV 「クラシックTV」でも紹介された「エリーゼの逆襲」。ベートーヴェンの有名な楽曲「エリーゼのために」を、逆さまから弾いたらどうなるか?上がる旋律が下がり、下がる旋律が上がる......、聴きなれた名曲の魅力を再発見できるセルジョのセンス溢れるアレンジをお楽しみください!
2021/06/28
シリーズ一覧
#01 インディ・ミーツ・ショパン
Indiana meets Chopinあの有名なショパンのエチュード「革命」が、いつの間にやらインディ・ジョーンズに大変身!複雑なパッセージを楽々と弾きこなすセルジョの神技を堪能してください。
2021/06/14
プロフィール
セルジョ・バイエッタ
イタリア・ヴェローナ出身のピアニスト、指揮者、作曲家。
ソリストと、リサイタル、室内楽などのアンサンブル、指揮者としての活動とのバランスをとりながら、さまざまなアーティストとコラボレーションを行っている。
特に、ショパンの名曲がジョン・ウィリアムズの有名楽曲に変身していく試みにおけるユーモアのセンス、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を曲の終わりから冒頭にかけて逆さまに弾いていく「エリーゼの逆襲」など、独創的でスマート、ファンタジーあふれるピアノアレンジで知られている。クラシック・アーティストとしてだけでなく、ジャズ・パフォーマーとしての才能も発揮しており、2018年4月には伝説的なジャズ・クラブ、ブルーノート・ニューヨークにデビューし、大成功を収めた。
日本での活動は2017年、東京フィルハーモニー交響楽団との共演で大成功を果たした後、京都市、小倉市、宮古市で行われたコンサートツアー、また、東京イタリア文化会館、サントリーホール ブルーローズ、軽井沢大賀ホール(2018年)、和歌山、福井ハーモニーホール、真鶴、Gvuido Studio、東海ホール(2019年)などにも出演し、多くのファンを集めている。