BRAVO Café の人気番組「驚異のピアニスト 田尻洋一」。現在、#2が配信されていますが、田尻さんの軽妙な語りで展開する『ベートーヴェンのデビュー曲に仕組まれた巧妙なカラクリ』の解明はじつにミステリアスでスリリングです。背景に、豊かな学識があってこその奥深いお話なのですね。
今回、わたくしBRAVO Café MDといたしましては、日頃「驚異のピアニスト 田尻洋一」をご覧いただいている皆さまへの感謝の気持ちとして、多忙な田尻さんにお時間をいただき、素敵なポートレートにサインをいただくことに成功しました!
ショップで取り扱っている田尻さんのCD、YOICHI TAJIRI “THE LIVE”(ベートーヴェンの交響曲第7番と《エグモント》、《コリオラン》のカップリングです)をお買い上げいただきました方、先着10名さま限定で、田尻さんの直筆サイン入りポートレートを差し上げます。
このCDについて、レコード芸術誌、2020年10月号で濱田滋郎さんは、『第7交響曲をはじめ、管弦楽の迫力と多彩な精気とを88鍵上に弾き表そうとするピアニズムは、堂々たるものである』と称賛し、同じコーナーで那須田務さんは、『田尻の編曲版といっても、楽譜は存在せず、演奏当日の会場のピアノの状態やホールの響で即興的な要素を交えて演奏しているのだという。驚きだ。19世紀のヴィルトゥオーゾのようではないか』と書き、『やはり編曲がいい。音の選択に無駄がなく、楽曲の骨格が明快に捉えられていて、リスト版よりもすっきりとしている。その上即興的な趣があり、生きた音楽を聴く愉悦がある』と絶賛しています。
ピアノソロによるベートーヴェンの交響曲第7番というものが、どんな風に響くのか?この機会に是非ご自身の耳で確かめていただきたいと思います。
(BRAVO Café MD)