
【CD】ライナー・キュッヒル&福田進一『デュオ・コンチェルタンテ』
¥ 2,200
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)、福田進一(19世紀ギター)
2大巨匠が夢の饗宴 ! ヴァイオリンとギターが織りなす極上の世界。SACDハイブリッド盤によるリリース !
◆ピックアップ試聴
◆関連コラム(制作の裏側)
プロデューサーに聞く「福田進一 ザ・ギターレッスン」制作秘話―①
プロデューサーに聞く「福田進一 ザ・ギターレッスン」制作秘話―②
◆メイキング映像
SACDハイブリッド盤。ライナー・キュッヒルと福田進一という2大巨匠が夢の饗宴を果たしました。2016年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを退任し、さらに活動の幅を広げたライナー・キュッヒル。2017年からはNHK交響楽団の客演コンサートマスターに就任、日本における演奏の機会もますます増え続ける状況にあります。一方の福田進一は、国内外を問わず演奏会や国際コンクールの審査などで八面六臂の活躍をつづけ、自身のCDアルバムもすでに90枚近くに及ぶ文字どおり日本ギター界を代表する巨匠です。
ヴァイオリンとギター、二人のヴィルトゥオーゾが出会い、演奏曲目に選んだのは難曲として知られる作品ばかり。キュッヒルと福田、二人が発揮した超絶技巧と緩徐楽章における詩情あふれる歌心の交歓は、圧倒的な名演を生み出しました。
今回の録音で福田進一が演奏した楽器は19世紀にイタリアで製作されたGaetano Guadanini II (1829/Itaria-Turin)、雅なサウンドながら足腰がしっかりしたアクセントを持つ楽器です。一方のキュッヒルもGabriel Lembok (1857/Austria-Wien)を使用、まさに、ジュリアーニやパガニーニが活躍した19世紀の空気感が蘇ります。
レコーディング・エンジニアは、数々の名録音で定評のある深田晃氏が担当、今回も瑞々しく透明感に溢れながら音の芯がしっかりしたサウンド作りをしています。音質の良さを充分堪能していただくために、SACDハイブリット盤でのリリースです。また、ライナーノートは、ジュリアン・ブリームの伝記などで知られるイギリスの音楽評論家、グレアム・ウェイド氏の書き下ろし、読み物としても興味深い内容となっています。
◆収録内容
- パガニーニ : 協奏風ソナタ イ長調 M.S.2 🎧 試聴はこちら
- ジュリアーニ : 協奏風二重奏曲 ホ短調 Op.25
- ジュリアーニ : 協奏風大二重奏曲 イ長調 Op.85
- パガニーニ : ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
セッション録音 : 2016年11月9~11日 / プラザウエスト さくらホール
ライナーノート : グレアム・ウェイド (書き下ろし / 訳: 福田進一)
プロデューサー : 白柳龍一
ディレクター : 国崎裕
バランスエンジニア : 深田晃
レーベル:R-RESONANCE